ネット上には数多くの転職サイトがあるけれど、忙しすぎて全部見てられない！結局どこがおすすめなの？
このように悩む多忙な医師も多いと思います。この記事ではそんな医師の皆さんのために、「ここを登録しておけば間違いなし！」と言える転職サイトをおすすめ順で紹介します。
結論から言うと、以下のとおりです。
Dr.転職なび：毎日1500件以上の求人情報を更新しており、業界トップクラスです。転職サイトオタクの筆者から見ても、前見たのと同じ求人だな‥‥となることがほぼなく、見ていて飽きません。筆者が登録した際は、応募した病院について詳しく面接対策（その病院が過去にどんな内容の質問をしてきたか等）をしていただいて、その他のこちらからの細かい質問にもかなり丁寧に対応してくれました。メール文面も丁寧で、至れり尽くせりな対応に感激した経験があります。おすすめのエージェントです。
e-doctor：コンサルタントが厳選した、質の高い求人を紹介してくれるサイトです。登録からすぐ面接日程調整までのスピード対応を売りにしているようで、面接の同席はもちろん、入職後のフォローまでしてくれます。
サイトでは、電車通勤にとても便利な、「沿線検索ができる」というのがとても強い！ただしこの機能は登録者限定ですので必見です。
ドクタービジョン：医師と直接会うことでキャリアプランやライフスタイルにあった求人を紹介してくれるエージェントです。美容を含む自由診療の掲載もあり、色々と条件を変えて日付順や給料順にソートして結果を見ることもできます。使用感としてはサイトも見やすく、新たな求人情報もよく更新されており、日々様々な求人を眺めるだけでも楽しいです（ただのオタクです）。
医師転職ドットコム：39000件以上の業界最大級の求人数を抱えているサイトです。「〇〇駅から△分圏内」という検索の仕方ができるのがとても助かります。加えて好印象なのは、求人検索した中で、募集終了したものは「終了求人」と明記していることです。他社(ランキング外)では更新されずにそのまま、もしくはいわゆる「釣り広告」としてずーーっと掲載されているような求人が（オタクにはバレていますよ！）、きちんと終了なら終了、非公開なら非公開と表示されているので、好感が持てて良い意味で諦めがつきます。次回はこの求人を見逃さないぞ！というモチベーションになります。実際は、登録すると結構条件の良い非公開案件を絶妙なタイミングでメールにて送ってきてくれるので、いつも心動かされています。
民間医局：1997年創業、有名ですので皆さんご存知の方も多いかもしれません。筆者も学生時代からレジナビとして大変お世話になりました。学生時代のレジナビ経由で民間医局のことを知った医師も多いかもしれません。求人サイトとしてももちろん十分で、加えて医賠責（医師賠償責任保険）も業界最安値水準で加入でき、セミナー開催やドクターズマガジン発行など、様々な医師のトータルサービスを提供してくれます。ひとまず入っておくと安心の民間「医局」だと思います。
失敗しない！もう後悔しない！転職サイトを選ぶ上でのポイント
ここからは、もう少し詳しく知りたい方のために、転職活動を失敗したり、後悔したりしないための転職サイトの選び方について紹介します。
1. 豊富な求人数はあるか
まずは当然と言えば当然ですが、求人数は多いに越したことはありません。必然的に自分の希望により近い、良い求人と出会える可能性が高まります。
また求人の中には公開と非公開があり、非公開求人は基本的に登録した医師にしか紹介してもらえません。非公開求人の方が好条件のものが多いですから、公開求人数だけでなく非公開求人が多いかどうかも確認しましょう。
2．コンサルタントの質は良いか
医療従事者専門の転職サイトは近年増えており、ネット上でも検索すれば様々なサイトが出てくるようになってきました。
その分コンサルタントもピンキリで、中には質が良いとは言えない場合もあるので注意が必要です。営業ノルマのために、私たち医師のことを考えず自分が紹介したいだけの求人をおすすめしてくるコンサルタントもいるようです。
これは友人医師の話ですが、あるエージェントが紹介してきた案件とは別の好条件求人に応募することにしたと報告したら、そのコンサルタントから何度も引き止められ、最終的には嫌味たっぷりのメールを送られたとのことでした。いくら案件が魅力的でも、今後お付き合いしたいとは思えないコンサルタントでは残念ですよね。
ただし、コンサルタントと性格的に合わないだけで求人の条件自体は魅力的だといった場合は、申し出れば変更してくれるため、コンサルタントの変更を検討するのもありです。
このコンサルタントが一般的に質の良いコンサルタントなのか？を知るにはやはり、複数の転職サイトに登録して比較検討する必要があるでしょう。複数人のコンサルタントとやりとりしていく中で、自分にとって心地よい・相性の良い人が見つかるかもしれません。
コンサルタントとはいえ相手も人間ですから、転職において良きパートナーとなれば、より良い条件を交渉してくれるかもしれません。一生の中でも大きいイベントの一つである転職ですから、妥協せず進めていきましょう。
3．転職先の情報がしっかりあるか
実績豊富なエージェントの中には、以前からその病院に何人もの医師を紹介しているというところもあります。そこでその医師たちがすぐ辞めていないか、実際働いてみての口コミはどうだったかなど、聞くと教えてもらえることがあります。
医師ならわかる方もいらっしゃるとは思いますが、例えば同じ「二次救急病院」でも、各々の病院や科によって忙しさや人間関係に大きな違いがあります。
そのため、勤務条件だけではなく、職場の内情をできる限り調べて納得した上で転職先を決めましょう。
実際、知人の紹介などであまり内情を把握せずに転職した結果、職場の環境が合わずに心身をすり減らしながら働く医師は少なくありません。さらに、紹介してもらった知人との関係もギクシャクしてしまうと悲惨なことになります。
その点、転職サイトのコンサルタントは良くも悪くも他人であり、知人医師のような遠慮はいらないため、素直に内情を教えてもらうことができるでしょう。
口コミサイトも参考にしても良いでしょう。例えばm3では病院の口コミも一緒に調べられるのでおすすめです。
医師の転職サイトを有効に活用し成功に近づける6つの秘訣
ここからは、転職サイトを活用して成功に近づけるためのポイントを紹介していきます。
早めの登録が大切
医師の転職を考えているなら、できるだけ早く転職サイトに登録しましょう。早ければ早いほど、余裕を持って自分に合うコンサルタントを選べます。また、魅力的な求人は早く埋まることがあるため、自分の希望に合った求人情報を見逃さないようにしましょう。
これは非常勤やスポットバイトなどで特に多いのですが、本当に人気のおいしい案件はネットに出る前の、登録者限定メール配信の時点で応募が殺到します。メール配信後2時間で締め切りになる瞬間を筆者は目撃したことがあります‥！
複数の転職サイトを利用する
転職サイトのコンサルタントには傾向や強みなど各社で差があります。最低でも2つから3つの転職サイトに登録して、求人情報やコンサルタントの質を比較することがおすすめです。
ただし、もし複数コンサルタントから立て続けに求人情報を紹介されるのは嫌だという場合であれば、登録時期をずらすことも検討しましょう。一方でその転職サイトにしかない求人も中にはあるので、時間に余裕のある時にまとめて登録しても良いでしょう。
面接前にコンサルタントと戦略を練る
面接前にコンサルタントと情報共有し、戦略的な打ち合わせを行うことも大切です。転職サイトの中には、面接で過去にその病院から聞かれたことをリストアップして事前に知らせてくれるところもあります。また、自分が以前に送った履歴書の中から、ここが質問されそうだというアドバイスをもらえることもあります。コンサルタントと二人三脚で、面接を成功させましょう。
登録時に希望条件を明確に伝える
転職サイトに登録する際に、備考欄に自身の要望や希望条件を詳細に記入しましょう。これにより、転職活動を円滑に進めるだけでなく、希望に合うコンサルタントが担当する可能性が高まります。
実際は登録後すぐ〜1日以内に電話がかかってくることが多いのですが、その際も事前に希望条件を詳細に記入していた方が、内容確認だけで短く済むことが多いです。逆に、直接電話口で現在の状況等を説明してアドバイスをもらいたい場合は、ひとまず最低限の項目だけ記入して電話やメールを待つという手もあります。
コンサルタントとの相性が合わない場合は変更を検討する
今後を左右する転職のパートナーとなりますから、相性も大事にしたいところです。しかしコンサルタントとの相性が合わない場合、円滑なコミュニケーションが難しいことがあります。このような場合は、担当の変更を申し出ることができます。変更の際には具体的な理由を伝えることで、適切なコンサルタントに再指定される可能性が高まります。
転職理由や転職回数は正直に伝える
転職理由や転職回数については正直に伝えることが重要です。医療業界は自分で思っているよりはるかに狭く、虚偽の情報はすぐにバレてしまう可能性が高いです。誠実に情報を共有することで、信頼性を高め、スムーズな転職活動に繋げましょう。
まとめ
転職サイトのおすすめランキングと、具体的な転職サイトを活用するポイントについて紹介しました。医師は基本的に多忙ですから、プロに任せられるところは任せて、自分の仕事に集中し人生をより良いものにしていけるといいですよね。
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